事業情報
ドローンによる地形測量で、
災害復旧を支援。
大雨により、ゴルフ場コース内で土砂崩れが発生しました。
ドローンによる地形測量で、被害範囲の面積・土量算出で被害状況を分析し数値化、災害復旧を支援しました。
1. 現状把握
土砂崩れ現場のドローン地形測量を実施しました。
はじめに、被害範囲上空を自動飛行で地形測量するようにドローンに指示を出します。その後、専用ソフトウェアを使用し3D地図データ作成を行います。
撮影時の形状や色をそのまま再現するので、3D地図データ上で被害範囲を確認できます。
2. 長さ・幅の測量
3D地図データ上で、被害範囲の様々な場所の長さ・幅を測量しました。メジャー等の使用で現場でも測量可能ですが、3D地図データを使用すれば、危険な場所に近づいたり、機材の破損や汚れがなく容易に測量できます。
3. 面積測量
3D地図データ上で、被害範囲の面積測量を行いました。
広い範囲に土砂が流れている状況で、被害を受けた芝地の面積算出が必要でした。
傾斜のある場所、木やカート道路の周辺まで3D地図データ上で確認しながら正確に面積算出を行いました。
4. 土量測量
3D地図データ上で、盛土の体積を測量しました。
元通りの芝地に復旧させる為、流れた土がどのくらいの量なのか確認しなければなりません。正確な数値を求める為、A・B二つの立体をモデリングし、土砂崩れ前の地形を再現しながら体積の算出を行いました。